Avolites Titan One に ENTTEC ODE を繋いで 卓でトリガーしてみる

Avolites Titan One & Enttec ODE

Avolites Titan One にENTTEC ODE をLan(Art-net) 接続する事で本体のDMX XLRキャノンにDMX卓を接続してフェーダーでトリガーする方法を説明します。

メリットは唯一 DMX卓のフェーダーを用いて10本用意されたプレイバックフェーダーを手動で操作できる事です。その為にはENTTEC ODEを用意してパソコンのLAN出力を用いてArt-Net接続して、本来出力であるUSB形本体のキャノンを入力として使用しないといけません。
当然DMXキャノンはメスですからオス<->オス変換ケーブルの用意も必要です。

設定は割りと簡単です。
まずは、ODEを接続しましょう。
[System]->[DMXセッティング]を選択し左側に表示される’Open Dmx Ethnet(IPアドレス):Universe 0’をクリックしてLine1にセットします。
Enttec ODE & Titan One
これでENTTEC ODEからDMX信号が出力されるようになります。
※Titan Oneでは1ポート(512CH)しか出力されません。1台以上何台繋げても意味がありませんのでご注意下さい。そうゆう仕様のようです。

続いてDMX卓の接続です。オス口からDMX出力できる卓はそのまま接続すれば大丈夫です。メス口からしか出力できない卓はDMXオス<->オス変換を用いて接続します。

Titan Oneの設定を行います。

[System]->[トリガー]を選択します。[新たに追加]をクリックしてトリガーの名前をつけます。(例えばtest)続いて表示される[トリガー追加]をクリック
ここで実際にトリガーするフェーダーを指定するのですが画面にあるフェーダーを実際に動かして指定します。他の動作指定時のようにフェーダー上のキュー番号とかをクリックしてもちゃんとアサインされません。しっかりとフェーダーを上げ下げして指定しましょう。
そして[ok]をクリック。続いてDMX卓のフェーダーを指定するのですがB[トリガタイプ/nDMX]になっているか確認しましょう。nMIDIでは反応してくれません。またその下がLeanOnになっている事も確認しましょう。あとはDMX卓のフェーダーを上げ下げしてあげればそれに合わせて画面左端のレベルゲージも動きますので確認して[追加]をクリックします。

Avolites Titan One DMXトリガー ゲージ

以上で完了です。あとは同様に操作を繰り返してアサインしてください。

Avolites Titan One DMX トリガー

アサインですがページを渡ってのアサインは不可のようです。10本分のフェーダーしかアサインできません。使えるか使えないかはあなた次第~~です。

使用機器:
Avolites Titan One PC DMX コンソール
ENTTEC Open Dmx Ethernet(ODE)
DMX オス<->オス 変換ケーブル
5pinと3pinが混在する場合は5pin <->3Pin変換も必要です。