空間をスポットのように染める方法 ~ハロゲン型LED電球編~

身近な照明器具を使って手軽に空間をピンク色に染めてみました。

今回使ってみたのはハロゲン型LED電球

【用意するアイテム】

ハロゲン型LED電球 Soraa + SNAP SYSTEM  + カラーフィルター

フィルターをサークルカッターで50φに丸く切り抜くとこのランプに着けるのにベストなサイズになります。Soraa のSnap System だからこそできる取り付け方です。フィルターの切り取り方はコチラ。

Snap Systemとは

中心が磁石になっているので取り付けも簡単です。

装着するとこんな感じです。

【照射実験】

電球色3000KのLEDハロゲンを使い、

フィルターなし、フィルター1枚、2枚重ねで撮影。

ダウンライトのように直下に向けてスポット照射しました。

使ったランプ
SORAA SM16J-07-10D-930-03-S5
ハロゲン型LEDランプ 調光対応 高演色 7.5W φ50 E11口金 3000K 狭角 10度 

これに25度変換フィルターとカラーフィルター#157を付けました。

フィルター1枚と2枚では色の濃さがかなり変わるのでグラデーションで使って怪しげな雰囲気を作ることもできますね。ちなみに3枚では試してませんがかなり濃くなると同時に暗くなると予想できます。レンズに付いている磁石の磁力はそこそこあるのでギリギリ大丈夫だとは思います。

角度は25度なのですが結構中心が濃いです。壁までの距離は約60cm。

隣のLED電球(2700K)も25度の配光なのでフィルターを入れると特に中心が染まる感じですね。

ただし、カッターライトのような光の円にキレはないのでダウンライトとして使うとどうしても角度がでて広がってしまうのは仕方ないですね。50~100㎝位で使うとこんな感じになります。

半径30㎝くらいだけをピンクにしたい場合は、よりスポットの器具でないとダメですね。そういった専用器具は結構高いので資金に余裕がある方はそちらをご利用してくださいね。

<町で見かけた憧れの照明>

↑美しすぎるこのスポット照明。結構高いんだろうなと思い見とれていました。待合室にこの色味。いくらでも待てそうな雰囲気を出してました。

実はこれを見てなんとか安価に同じような空間を作れないかと思いブログにした次第です。

【結果】

意外にしっかり染まるということと、安価に再現する目的は果たせたとは思います。
今回はフィルター#157に3000KのLEDでしたが違うものでもっと綺麗なピンクが作れるかもしれませんね。また探究してみます。

以上、空間をスポット的にピンク色に染める方法 ~ハロゲン型LED編~でした。

※注意点
フィルター耐熱温度が220度のためハロゲンや白熱電球などに直接に貼ることはできません。
ただしLED蛍光灯、LED投光器、LEDハロゲン電球に貼るということであればそこまで熱くならないので利用は可能です。
※注意事項
アカリのつぼでは、実験や体験などを通じて皆様の参考になるようブログを作成しておりますが、実際の製作や施工に関するご相談、お問い合わせに関しましては一切行っておりません。あくまでも自己責任による製作ということをご理解の上で参考にしていただければ幸いです。