白熱電球とヴィンテージランプの比較

白熱電球とヴィンテージランプ、どれくらい明るさが違うのか?

点灯してみてもヴィンテージランプの方が暗いのは分かりますが一体どれくらい違うのでしょうか?

同じ消費電力でも白熱電球とヴィンテージランプとでは色味、色温度、明るさと、どうも違うようです。

それぞれを比較してみました。

【点灯比較】

ヴィンテージランプ40W

色温度(CCT)2211K

演色性(CRT)93.6

照度(Lux)187.9

実際のランプ全光束 45ルーメン

白熱電球20W

TOYO(東洋ライテック) PS55 110V 20W 耐振電球 クリア E26口金

色温度(CCT)2450K

演色性(CRT)96.6

照度(Lux)325.9

実際のランプ全光束 180ルーメン

白熱電球40W

 

色温度(CCT)2719K

演色性(CRT)98.2

照度(Lux)1492.1

実際のランプ全光束 450ルーメン

3種類を比較

白熱電球40Wの明るさが際立ってますね。
ルーメンの比較しても明らかに違いますからね。

ヴィンテージ40W白熱20W白熱40W
全光束45ルーメン180ルーメン450ルーメン
演色性93.696.698.2
色温度2211K(実測)2450K(実測)2719K(実測)

 

実に、白熱電球40Wはヴィンテージランプの10倍も明るいということがわかります。発光効率の違いが明らかに分かりますね。

 

ペーパーで透かして見ると色味の違いがよく分かります。間接照明などで使うとこの光の色味がすごく大事になってきますね。
こうみると白熱の40Wですら白っぽさを感じてしまいますが、ヴィンテージランプがいかに低い色温度かってことがわかります。

記事:白熱電球の色温度に限りなく近いLED電球は?
こちらもご参照ください。

【結果】

昔のランプ?レトロランプということで、このヴィンテージランプの発光効率の悪さゆえ「暗い」のであり、白熱電球の特性である「照度が下がれば色温度が下がる。」ということが明らかにわかりますね。

数値で比較した時に分かったことですが、白熱とヴィンテージランプ、同じ消費電力だと明るさが10倍も違うというのは面白いですね。

以上、白熱電球とヴィンテージランプの比較、でした。

【本日使ったアイテム一覧】

舶用電球 110V40W T45F5E26 (VINTAGE) ヴィンテージランプ 白熱電球 E26口金 
東洋ライテック PS55 110V 20W 耐振電球 クリア E26口金 
東洋ライテック TC-L100V36W1P 40W形 PS55 白熱電球 クリア E26口金 
~白熱電球はアカリセンター

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