配線工事不要のLED蛍光灯
~そのまま使うか、工事してから使うべきか?~
工事不要タイプのLED蛍光灯を買っておけばとりあえず安心と考えている人、ちょっと待って。
既存の器具にそのまま付けて使い続けるのって危険では?とよく言われますよね。
実際に使ってみて消費電力や明るさなどの性能に差は出るのか?
それぞれの異なるタイプの器具に装着してみて気になる点を検証してみました。
比較する点
- 消費電力
- 明るさ
使用するランプ
オスラム 40W LED
①グロー器具で使う
②直結型LED器具で使う
ワットメーターで計測
グロー式器具で点灯 | 直結・片側給電で点灯 |
グロー器具で使うと消費電力が少し高い。
照度測定器で計測
※公平を図るためグロー器具は新品で使用。ランプより1.5m離れた地点で計測。
グロー式器具で点灯 | 直結・片側給電で点灯 |
昼光色6500Kのランプですので+-150のですが、演色性も変化なく両方とも同じだと判断できます。
検証結果
どちらで使っても性能に差は無し。
器具が比較的新しいければそれほど問題はなさそうです。
ワット数も4Wの差なので灯数がまとまると気にする点かもしれないがそれでも4Wですからね。
即工事をしないといけない状態でなければとりあえずは便利に使えそうです。
ただ、劣化を感じるような古い器具であれば絶対安定器外しでの利用をお勧めします!
両者の器具の違いでフリッカーなども影響があるかもしれないので次回更新で盛り込もうと思います。
古い器具でも計測してみようと思います。
おまけの検証
実際に電気代にも影響するのか?
ワット数が異なるので差が出るのは当然ですが、一体いくら違うのか?
(1日8時間)東京電力 1kwh 19.88円(2021年3月現在)
合計電力量
22W ×8 h = 22Wh